【保育士監修】手づかみ食べはいつから?赤ちゃんに必要な理由やおすすめメニュー

【保育士監修】手づかみ食べはいつから?赤ちゃんに必要な理由やおすすめメニュー

もうすぐ幼児食へと移行する離乳食後期。この時期になると、子どもが自分の手指で食べ物をつかんで食べる「手づかみ食べ」が始まります。

手づかみ食べをすることでスプーンやフォークへの移行がスムーズになるので、手づかみ食べは子どもの発達に欠かせないプロセスです。

しかし、中には「うちの子、まだ手づかみ食べしていない…」「一般的に手づかみ食べっていつから始めるの?」と心配しているパパやママもいるでしょう。

そこで今回は、手づかみ食べが始まる時期や手づかみ食べが必要な理由やおすすめレシピなどを紹介します。赤ちゃんの手づかみ食べをサポートするコツについても紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。

Contents

手づかみ食べは赤ちゃんの発達に必要?

キッチンでオレンジを食べている赤ちゃん

子どもの手づかみ食べに対して「マナーが悪いのでは?」「早くスプーンやフォークを使ってほしい」と思う方もいますが、手づかみ食べは赤ちゃんの発達に必要な過程です。

ここでは、手づかみ食べのメリットや赤ちゃんにもたらす影響について解説します。

手づかみ食べにはメリットがたくさん!

手づかみ食べは、子どもが自分の手で食べ物に触って感触や温度を感じる大切な機会です。子どもは手づかみ食べを通して、食べ物への好奇心や五感を刺激し、自分と食べ物との距離感を学びます。

「どうやったらこぼれたり落ちたりするのか」「どのぐらいの力で握ればいいのか」なども把握できます。つまり、手づかみ食べは感覚機能や運動能力、認知能力など子どもの発育や発達に必要なプロセスなのです。

また、手づかみ食べをすることで自分で食べるコツをつかみ、その後のスプーンやフォーク、お箸への移行がスムーズといったメリットもあります。手づかみ食べをすることで食事への意欲が生まれるので、積極的に促しましょう!

手づかみ食べしないとどんな影響がある?

子育て中のパパやママの中には「うちの子、まだ手づかみ食べをしない…」と悩んでいる方もいるでしょう。

しかし、安心してください。手づかみ食べをしないままフォークやスプーンに移行する赤ちゃんもいます。手づかみ食べを始める時期には、個人差があるのであまり気構える必要はありませんよ。

また、発達のスピードは子どもによって違います。個々のペースがあるので気長に見守ることが大切です。手づかみ食べにはメリットがありますが、「絶対にしなければならないこと」ではありません。

手づかみ食べをしなくても、心や身体の発達には問題ないので焦らず子どもの成長を見届けましょう♪

手づかみ食べはいつから?始めてもいいサインも

食べ物に手を伸ばしている赤ちゃん

手づかみ食べは一般的に、離乳後期の9ヶ月以降に始まるといわれています。ただ、これはあくまでも目安です。

赤ちゃんによって発達のスピードは異なるので、個々のペースに合わせて手づかみ食べを促す必要があります。ここでは、手づかみ食べをしてもいいサインとまだ始めない方がいいサインを紹介します。目安として参考にしてくださいね。

手づかみ食べを始めてもいいサイン

赤ちゃんが食べ物を見たり手を伸ばしたりして「自分で食べようとする場合」は、手づかみ食べを始めてもいい時期かもしれません。それだけ食べ物や食べることに興味があるということです。

また「食べ物を口に入れてもすぐに飲みこまない」「食べ物を口に入れてしっかり噛んでいる(やわらかい食べ物を歯ぐきで噛もうとする意欲がある)」など食べる力が身についていることも大切なポイントです。

安全面を考えるなら、おすわりが安定してできるといった点も注目すべきでしょう。赤ちゃんの様子やサインをチェックして、手づかみ食べへの移行をサポートしてみてください♪

手づかみ食べをまだ始めない方がいいサイン

赤ちゃんがほとんど口を動かさずに食べ物を口に入れていたら、噛まずにそのまま飲み込んでしまう可能性大!

特に、離乳中期(7~8カ月)に食べるような固さや大きさの食べ物を口に入れても出してしまう場合は、まだ食材を噛む力が身についていない証拠です。手づかみ食べはまだ始めない方がいいでしょう。

しっかりと噛んで飲み込む力が身についていないと、食べ物をのどに詰まらせてしまいます。無理に促すのではなく、様子を見ながら進めていきましょう。

手づかみ食べのサポート方法

母親の膝の上で手でつかんでご飯を食べている赤ちゃん

「手づかみ食べを始めてもいい時期になったけど、どうやってサポートすればいいの?」と悩んでいるパパやママのために、手づかみ食べにおすすめ食べ物や、大きさや形を紹介します。

食べやすい味・大きさから始める

手づかみ食べを始めたばかりの頃は、持ちやすくて甘みのある食べ物から始めてみましょう。赤ちゃんはほんのり甘い味が好きなので、さつまいもやかぼちゃなどの甘めの野菜をゆでて、サイコロ状にするのがおすすめです。

喉につまらないように、5mm~1cm角程度のサイズに切りましょう。固さはフォークでつぶせるぐらいが目安です。慣れてきたら野菜スティック、おにぎりやパンなども試してみてください。

おにぎりはスティック状から始めると握りやすい

手づかみ食べを始めたばかりの頃は、5~7㎝程度のスティック状の食べ物がおすすめです。一口で食べられる丸くて小さなおにぎりもいいのですが、スティック状のおにぎりの方が握りやすいので、上手に食べられます。

ただスティック状は食べやすい分、食べ物を口に詰め込みやすくなるので、食べるときは赤ちゃんが一度に口へ入れないようにしっかりと見守りましょう。

また、おにぎりの海苔はのどや口の中にくっつきやすく詰まりやすいので、小さく刻んだ海苔をごはんに混ぜ込むと安心です。

パパやママも一緒に食べる

赤ちゃんが手づかみ食べをするときは、パパやママも一緒に食事をするのがおすすめです。食事をする際にパパやママが楽しそうに食べる様子を見せることで、赤ちゃんが食事の楽しさを学べます。

パパやママが食べている姿を見て、赤ちゃんの「ぼく(わたし)も食べたい!」という意欲もわくでしょう。

また赤ちゃんは目で見てものを覚えるため、実際にパパやママが「こうやって食べるんだよ」と食べ方をジェスチャーで教えることで、言葉では伝わりにくいことも分かってくれますよ♪

【主食編】ママたちが作ってる♪おすすめ手づかみ食べメニュー

子育て中のママたちは、実際にどんな手づかみ食べメニューを作っているのでしょうか?ここでは、手づかみ食べにおすすめの主食になるメニューを2つ解説します。

好きなものを挟んでも◎!ロールサンド

そのままでは食べにくい食パンも、くるくる小さいロールサンドにしてしまえば、赤ちゃんが自分の手でつかんで食べやすいですよ♪甘くておいしいいちごジャムなど、赤ちゃんが大好きなものをはさんであげましょう。

見た目もかわいいので、保育園や幼稚園のお弁当にもぴったり♡はさむものによっては、主食としてだけでなくおやつにもなりますよ。

食べやすい♪さつまいもごはんのおにぎり

ごはんに小さくカットしたさつまいもを混ぜたおにぎりです。小さめのサイズなので、つかみ食べしやすいです♪

さつまいもは甘みがあるので、野菜が苦手な赤ちゃんでも抵抗感なくチャレンジできるでしょう。見た目もキュートですね。お弁当用のおにぎりとしてもおすすめです。

【おかず編】ママたちが作ってる♪おすすめ手づかみ食べメニュー

手づかみ食べにおすすめのおかずになるメニューを2つご紹介します!簡単なだけでなく、野菜もしっかりと摂れるメニューなのでぜひ試してみてください。

スティック状でつかみやすい♪しらすとじゃがいものおやき

本格だしパックを使ったしらすとじゃがいものおやきです。スティック状なので手づかみ食べにおすすめ♪しらすやじゃがいものほか、小松菜も入っているので、栄養もありますよ。

しっかりと風味もついているので、大人でもおいしく食べられます。だしの量は生地の様子を見ながら、お好みの量に調節してください。フライパンにバター少し引いて軽く炒めることで風味がよくなります。

栄養も満点!ベタベタしないお好み焼き

お好み焼きといえば、ソースやマヨネーズがベタベタして手づかみメニューには向いていないのでは?と思いますよね。こちらのお好み焼きは、ソースやマヨネーズを具と一緒に混ぜ込んでいるので赤ちゃんが握ってもベタベタしません。

赤ちゃんに食べさせる時は、フライパンでしっかり焼いて冷ましましょう。ソースやマヨネーズも1歳から使えるものを使用しているそうです。たくさん作って冷凍保存しておくと便利ですね♪。

【おやつ編】ママたちが作ってる♪おすすめ手づかみ食べメニュー

簡単なのにおいしい!赤ちゃんが大好きな手づかみ食べにおすすめのおやつメニューを紹介します。

ほんのり甘い♡バナナ蒸しパン

ほんのりとした甘さが魅力♡バナナを使った蒸しパンです。材料はバナナ、薄力粉とベーキングパウダー、ヨーグルトと、オリーブオイルのみ。

砂糖や塩を使ってないので、糖分や塩分を摂りすぎる心配もなし。手づかみ食べに慣れていない場合は、あらかじめ小さめにカットして出すのがおすすめです。

慣れてきたらそのまま出して、自分でちぎって食べる練習をしましょう。

やさしい味に♪豆腐とバナナの焼きドーナツ

こちらのドーナツは、油で揚げずにオーブンで焼いているからとってもヘルシー。豆腐とバナナと牛乳を使っているので、ほんのり甘くて赤ちゃんの味覚にもぴったりです♪牛乳の代わりに豆乳や調乳済粉ミルクでもOKみたいですよ。

こちらは、豆腐120gと牛乳80ccで作ったそうですが、牛乳の量を増やすと少しやわらかめに仕上がります。手づかみ食べにちょうどいい固さに調整して仕上げましょう。

また、定番のリング型以外にも、いろんな形で作ることができますよ。赤ちゃんの好奇心をそそるような形や握りやすい形で作るのもおすすめです。

手づかみ食べにおすすめグッズ

手づかみ食べを始めたばかり赤ちゃんはお皿をひっくり返したり、食べ物を床に落としたりすることもあるでしょう。「成長途中だから仕方ない…でも片づけの負担は減らしたい!」そんなパパやママのために、手づかみ食べにおすすめの便利グッズをピックアップしてみました。

1.吸盤つき♪ひっくり返らないベビー食器

3つに仕切られたワンプレートタイプのお皿です。お皿の裏側に吸盤がついているので、お皿がテーブルからずり落ちたり、ひっくり返ったりすることはありません。

安定性があるので、上手につかみ食べできるでしょう。食洗機で洗える点や、電子レンジ対応OKな点もおすすめポイントです。

2.食べやすい大きさのおにぎりが簡単に♪おにぎり型

赤ちゃんの口に合わせた小さいおにぎりを作るのは意外と手間がかかりますよね。そんな時に便利なグッズ♪

こちらのアイテムは、ご飯を詰めて振るだけで、小さいまんまるおにぎりが作れますよ。おにぎりができたら、軽く押して取り出すだけでOK。同時に3つも作れちゃうんです。

混ぜご飯やいろんな具材を使えばアレンジおにぎりも♡運動会や遠足のお弁当にもおすすめです。

3.汚れても安心♪食事用防水エプロン

乾くのが早い食事用の防水エプロンです。表面に防水素材を利用しているので、洋服にしみや汚れがつきにくいですよ。

裾部分はフロントポケットがついているので、食べこぼしや飲みこぼしの心配もありません。動物や柄が描かれたおしゃれなイラストも大変人気です。3枚セットなので、予備用やきょうだい用としても活用できます。

4.椅子の下にも使える♪食べこぼしマット

子ども向けの食事用のマットです。椅子の下に敷けば食べこぼしをキャッチしてくれるので、カーペットやフローリングが直接汚れることはありません。

マットの表面は防水加工!食べこぼしや飲みこぼしで汚れても、さっと拭くだけですぐにキレイになりますよ。裏面は滑り止め布が使用されているので、食事中に子どもが動いてもマットがズレる心配もありません。

5.手軽に使える♪離乳食ばさみ

お散歩やピクニック、お買い物などの外出先で気軽に使えるはさみです。お箸では切りにくい食材や、赤ちゃんにはサイズが大きい食材もその場で手軽にカットできます。

大人のおかずをはさみでカットして取り分けたり、麺類の長さを調節したりする際にも便利です♪プラスチック製なので、食器を傷つける心配もありません。

手づかみ食べは成長のチャンス♪あたたかい気持ちで見守ろう

食材を手でつかんで食べようとしている赤ちゃんの手

手づかみ食べは一般的に離乳後期の9ヶ月以降に始まるといわれています。ただし、これはあくまでも目安です。0歳の間はまだ始まらず1歳から手づかみ食べを始めてするケースも少なくありません。

赤ちゃんによって発達のスピードには個人差があるので、個々のペースに合わせて促すようにしましょう。赤ちゃんが自分から食べ物を口に運ぼうとしたり、しっかりと噛んで飲み込んだりする様子を見せたら、手づかみ食べを始めてもいいサインです。

赤ちゃんが食べやすい味や大きさ、握りやすい形を意識しながら、今回紹介したママたちのおすすめレシピを試してみてくださいね♪

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