産後のイライラはガルガル期?主な原因や症状・乗り越える方法

産後のイライラはガルガル期?主な原因や症状・乗り越える方法

最終更新日 2021-11-30 by smarby編集部

待望の赤ちゃんとの生活が始まり、幸せに包まれた家族となったはずなのに、イライラが止まらず、不安になったり、気持ちが沈んだりすることがあります。

またパートナーへの気持ちの変化が生まれ、夫婦関係がギクシャクすることも。

それは、どちらもホルモンバランスが崩れる産後特有のもの。育児で疲れたり、睡眠が満足に取れなかったりなど、赤ちゃんが生まれると生活が一変し、ママの感情にいろいろな症状が出てきます。

この記事では、産後に現れる「ガルガル期」や「産後クライシス」について説明します。知識を深め、対処法を知って、上手に乗り越えましょう。

産後のイライラは「ガルガル期」かも?

眠っている赤ちゃんを抱いている母親

出産後、これといった理由がないにもかかわらず、イライラしたり警戒心が強くなったりするママが多いと言われています。さらに産後は、パパへの愛情の冷え込みを感じて夫婦関係がギクシャクすることも?!

このような産後のイライラやストレスを感じる場合、それは「ガルガル期」と呼ばれるものかもしれません。「ガルガル期」とは何か?その原因や症状、乗り越え方などについてお話しします。

産後のママに見られるイライラ「ガルガル期」とは?

赤ちゃんをみつめて悩んでいる母親

ガルガル期とは、出産後にママの警戒心や攻撃心が強くなり、急に気性が荒くなる、精神状態が不安定になる、理由もなくイライラ、カリカリしてしまうといった状態のことを言います。

パートナーにきつい暴言を吐いてしまったり、家族ですら赤ちゃんに触れてほしくないと思ったり、自分でも抑えきれない感情になってしまう「ガルガル期」。次に主な原因や症状などについてご説明します。

ガルガル期の主な原因と症状

「ガルガル期」の主な原因は、産後のホルモンバランスの乱れによって精神状態が不安定になることだと言われていますが、はっきりとしたことはわかっていません。

赤ちゃんが生まれると生活が急変し、生活のリズムが崩れてしまいます。夜中の授乳やおむつ替え、夜泣きなど、睡眠不足からのストレスも「ガルガル期」の原因になります。

しかも産後しばらくは体力が低下し、体型も当分は戻りません。今までのようにいかないことが積もり、必要以上にイライラする、攻撃的になる、警戒心が強くなるなどの症状が現れてしまうようです。

ガルガル期はいつからいつまで?

期間の個人差はありますが、おおよそ産後6~8週間の産褥期と呼ばれる、体が妊娠前の状態に戻る頃にガルガル期が始まることが多いと言われています。

ちょうど子宮が妊娠前の大きさに戻ろうとし、「悪露」と呼ばれる子宮壁や産道からの出血などが見られる時期です。

そして産後半年から1年くらいが経ち、赤ちゃんとの生活に慣れてきて、生活リズムがつかめるようになる頃には、精神面での変調も少しずつ元に戻っていくようです。

授乳や寝かしつけなどにも慣れてくる時期なので、精神面に加えて、体力的にも楽になっていくでしょう。

ガルガル期が原因で「産後クライシス」に陥ることも?

ゲームをしている父親を見ている家事をしている母親

「ガルガル期」にパートナー冷たい言葉を浴びせたり、二人の関係に距離を置こうとしたりすることが原因で「産後クライシス」に突入してしまう夫婦も少なくないと言われています。「産後クライシス」とは何でしょうか。続いては、「産後クライシス」について詳しく説明します。

産後クライシスとは?

産後クライシスとは、出産後の数年間に夫婦関係が急に冷え込んでしまうことです。「クライシス」は英語で「危機」や「重大局面」という意味です。まさに夫婦関係が危機的状況に陥ることを意味します。

子どもが産まれてくることは、とても嬉しいはずなのに、出産が原因で夫婦関係が悪化してしまうことを言います。

「産後クライシス」は、一時的な場合で終わる人もあれば、その後夫婦関係が修復できずに破綻することもあるため注意が必要です。

産後クライシスの状態

パートナーに些細なことでイライラしたり、攻撃的になるなど、ガルガル期の状態がエスカレートしていくことで、パートナーとの関係をこじらせてしまう可能性があります。

それにより、急速に夫婦仲が悪化する現象、「産後クライシス」の状態を招いてしまうかもしれません。

産後クライシスとは、主に次のような状況をいいます。

  • 産後、パートナーとの間で子育てや家事を巡り喧嘩や口論が増えた
  • 産後、パートナーとのコミュニケーションやスキンシップが減った

出産は、ママがこれまで生きてきた生活を一変させます。赤ちゃんが誕生しても今までと変わらずに、仕事や趣味などを満喫しているパートナーを疎ましく思ってしまうこともあるでしょう。ガルガル期から産後クライシスに移行することで離婚に至るケースもあるようです。

【ガルガル期】産後のイライラを乗り越える方法

赤ちゃんの頬を触ってほほ笑みかけている母親

上手にガルガル期を乗り越えるには、どのような方法があるのでしょうか?気持ちを楽にできる上手な解決法を紹介します。

ひとりで頑張らない

ガルガル期のママは、他の人に赤ちゃんのことを任せたくないという気持ちが大きくなっているため、一人で抱え込み頑張りすぎている傾向があります。

「よいママにならなければ」「家事も育児も全部きちんとこなさなければ」と頑張りすぎるのではなく、まずは赤ちゃんとの生活を優先して、ママと赤ちゃんが穏やかに生活できることを考えてみてはいかがでしょうか?

できるだけ、家族の力を借りて育児をすることは、怠けているわけでも、甘えているわけでもありません。「出産」という大仕事を終えたわけですから、家族や周囲の人に頼ってひとりで頑張りすぎないでくださいね。

家族や周囲の人に素直に気持ちを伝える

なぜイライラしているのかなど、自分の気持ちを相手に素直に伝えることが大切です。自分の気持ちが落ち着くのもそうですが、相手もなぜイライラされているのかわかって安心します。

たとえママが産後でガルガル期であると頭で理解しても、イライラをぶつけられた方はよい気分はしません。誤解を生み、お互いの関係が悪くなる可能性もあります。

「理由はないのになぜかイライラしてしまう」、「そんなつもりはないのに攻撃的になってしまう」など状況を伝えて家族に理解をしてもらうとよいでしょう。友達に愚痴を聞いてもらう、紙に書いてビリビリに破るなどもおすすめです。

好きな事をしてストレス発散する

イライラは、心や体からのサインと受け入れることが大切です。イライラしているなと気づいたら、パートナーに赤ちゃんのお世話を頼んで、気分転換をしてみましょう。

友人と楽しく会話をしたり、好きなものを食べたりして定期的なストレス発散をすることが大切です。ヨガやマッサージ、ひとりカラオケなど、自分のお気に入り時間の過ごし方で気分転換するのもいいでしょう。

日頃が赤ちゃんとずっと一緒の生活なので、一人で外に出るだけでも気分が変わるはず。いつもは赤ちゃんのため、家族のために時間を使うところを「自分のため」に費やしてみるのも、ストレス発散になります。

イライラするのはホルモンのせいと割り切る

イライラしてしまう自分を責める必要はありません。ガルガル期が訪れるのは、ホルモンバランスや生活リズムの変化が要因なのです。無理やり自分の気持ちをコントロールしようとするのではなく、「仕方がない」と割り切ることも大事です。

野生動物は子連れのときの方が凶暴であるように、人間が攻撃的になるのも子どもを守る本能なのです。自分だけではなく、誰にでも起こり得ること。このイライラも自分がママになった証だと前向きに捉えておきましょう。

万が一、イライラする状態があまりに長く続く場合は、産後うつや精神的疾患などの可能性も考えられます。その場合は、念のため医療機関を受診すると安心です。

産後クライシスの対処方法

背中を向け合っている若いカップル

次に産後クライシスの乗り越え方をご紹介します。家族で仲良く暮らしていくためにも、上手な解決法を確認しておきましょう。

パートナーとのコミュニケーションを見直す

産後クライシスに陥った状態では、パートナーとの関係を客観的に見ることは難しいかもしれませんが、夫婦関係を見直して改善できる機会ととらえて、お互いの思いや不満、感じていることを話し合ってみるのはいかがでしょうか。

話し合いは、相手を一方的に攻めずにお互いの話を聞く姿勢を持つことが大切です。「態度で気づくだろう」ではなく、言葉にしないと相手に届かないことはたくさんあります。素直な気持ちをパートナーに伝えてみましょう。

また、日常のちょっとした時間にパートナーと言葉をかわすことを心がけてみてください。SNSを利用して日々の赤ちゃんの様子を報告することも、夫婦のコミュニケーション作りになりますよ。

頼れるサービスを利用してみる

子育てや家事を1人で抱え込むのは大変です。全部自分でこなそうとせず、周りの人にサポートしてもらうことも大切です。

子育ては、24時間フル稼働の休みのない大変なお仕事です。育児のことばかり考えては、息が詰まってしまいます。たまには育児から離れる時間を作って、気分転換をしてみてはいかがでしょうか。

実家やパートナーに赤ちゃんを頼めない場合は、ベビーシッターや託児所、ファミリーサポートセンターなどを利用して精神的な負担を軽減することもおすすめです。

パートナーとの役割分担をはっきりさせる

産後クライシスの対処方法として大切なのは、夫婦が協力し合うことです。育児でストレスを抱えているママの気持ちに寄り添い、頑張っていることを認めてあげることが大切です。

家事や育児は、ママだけの仕事ではありません。とはいえ、パートナーは何をやればよいのかわからないのかもしれません。

家事や育児の役割分担をはっきりさせておくことで、パートナーも何をしたらよいのかわかりやすく、相手が何もしてくれない…という不満も解消されるでしょう。

すぐできる気持ちの切り替え方法

これまでのお話しで、なぜイライラしてしまうか原因がわかったと思います。

イライラしてしまうのは、仕方のないことですが、イライラしてばかりでは、家の中の雰囲気も悪くなってしまいます。自分なりのイライラ解消法を見つけ、実践してみましょう。

まずは深呼吸!気持ちの切り替えが大切!

イライラしてしまうのはホルモンバランスの乱れも影響しているということを覚えておきましょう。夫が非協力的なわけではないということを認識することが大切です。

育児は完璧にできるものではありません。人生をすべて赤ちゃんに捧げなければならないというわけでもなく、ましてや人と比べるものでもありません。試行錯誤をしながら、親も子供と一緒に育っていくものです。

まずは心の重荷を降ろすことから。”何かあれば、深呼吸”のクセをつけます。

筆者の場合、深呼吸だけでは納まらないときには、クッションに顔を押し付けてシャウト。「キェァアアアァア!!」と、ひと叫びすると、とってもすっきりしました♪

もちろん、誰もいない部屋に行って!

笑う門には福来る!1分でも5分でも、とにかく笑おう!

お気に入りのコメディ番組、バラエティ番組があれば、少しでも見るようにしましょう。声を出して笑うことで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌され、明るい気持ちになれますよ。

テレビに録画したり、スマホでネット検索したりして朝ごはんの支度をしている最中にサクッと見るだけでも心が晴れやかになります。

見る時間さえないという方は毎日、鏡に向かって笑顔を作るだけでもいいです。家庭に笑顔は欠かせません!

産後のイライラ解消におすすめのアイテム6選

次にイライラした気持ちを吹き飛ばすことができるおすすめアイテムをご紹介します。家事や育児で疲れた気持ちを癒してくれるとっておきのものばかりです。

1.プチ贅沢気分に♡【薔薇のバブルバス】

リラックス効果のある香りの代表格のラベンダーの3~4倍の鎮静効果があると言われる薔薇。イライラを鎮める役割としてピッタリなんです。

また薔薇の香りは、女性ホルモン「エストロゲン」のバランスを整えてくれるので、ホルモンの乱れが原因と言われる「ガルガル期」「産後クライシス」に悩むママにおすすめです。

薔薇の花びらをリアルに再現したバスペタルを湯船に浮かべれば、自宅のお風呂もリゾートスパに大変身。フラワーバスに浸かっているようなゴージャスな気分が堪能できます。

日頃は赤ちゃんをお風呂に入れることで、ゆったりと湯船に入ることすらできないママも、この時ばかりは、素敵なバスタイムでリラックスしてくださいね。

2.ぐっすり眠れる♪【王様の枕】

夜、ぐっすりと眠ることができないとイライラしてしまいますね。

少しでも眠れる時間があれば、横になりましょう。短い時間でも質の良い睡眠を取れるような「良い枕」を使うと、睡眠不足が解消できるかもしれません。

楽天ランキングの枕部門とビーズ枕部門で1位を獲得した、「王様の夢枕」はおすすめ。

超極小ビーズが使用されており、柔らかくて頭・首・肩にフィットします。生地によって固め、柔らかめを選ぶことができますよ。

3.授乳中でも楽しめる♡【オーガニック ブレンド ハーブティー】

コーヒーはカフェインが気になりますが、ハーブティーなら安心♪香り豊かなハーブティーに癒され、心の芯から温まりますよ。

ラナチュールのブレンドティーはペパーミント、カモミール、レモンバームなど14種類のハーブが使用されており、オーガニックなので安心です。

赤ちゃんがお昼寝しているひとり時間、ほんの少しで良いからゆっくりとした贅沢な気分に浸ってみてください。毎日のその時間が、小さな楽しみになれば良いですね。

ハーブを数分お湯に浸してからお飲みください。

4.育児疲れを癒してくれる♪【麦のホットパック】

オーガニックの小麦が詰まった袋を電子レンジに温めることで、やさしくじんわり肩や腰の凝りや傷みを芯からほぐしてくれるアロマパック。リラックス効果のある天然ラベンダーの香りで、育児の疲れを癒してくれます。

また、湯たんぽとしても使用でき、冷房で身体が冷えたときや冬の授乳時、就寝時にも活躍します。

冷凍庫で冷やしてクールパックにして使用してもOK。発熱のときや暑くて寝苦しい夜にピッタリです。

オールシーズン、繰り返し何度も使えるので、育児グッズとしてもおすすめです。

5.贅沢な時間を♡【お取り寄せスイーツ】

女子のストレス発散といえば、スイーツですね!家事や育児で疲れたときにはスイーツが一番。子どもたちを寝かしつけたら、一人の時間に甘いものを堪能するときこそ、至福のときですね。

子どもがいるとお買い物もゆっくりできず、デパートで売っているようなご褒美スイーツはなかなか買い行けませんが、お取り寄せスイーツなら全国のおいしいスイーツを楽しめます。

北海道土産やデパートの北海道展で人気のチーズケーキのルタオも、ネット通販を利用すると自宅に届きます。

ただし、授乳中のスイーツの食べすぎは乳腺炎のリスクになるのでほどほどに。産後太りにも気を付けましょう。

6.動画を見ながら自宅で簡単♪【ヨガマット】

深い呼吸で心身の緊張をゆるめ、自律神経の乱れを整えることができるヨガは、産後のメンタル不調に効果的。

体をアクティブに働かせる交感神経と体を休ませる副交感神経をバランスよく保つことで、気持ちが落ち着き、前向きになれると言われています。些細なことで起こるイライラも、ヨガのリラックス効果で落ち着くことができることも。

しかもヨガのポーズは、産後の身体に無理なく刺激を与え、腰痛や肩こりなど産後の悩み解消まできます。そして出産時に歪んだ骨盤を正しい位置に戻し、股間節痛や尿漏れなどのトラブルを防ぎます。

ヨガは、自宅で動画を見ながら空いた時間にできるので、自分の時間の確保が難しいママにピッタリ。ヨガマットさえあれば開始することができます。まとまった時間が取れなくても15分でも30分でも行うことで効果が現れます。

最近はオンラインレッスンの開催も盛んなのでチャレンジしてみるのもおすすめです。

適度にストレス解消をしてイライラを解消しよう

幸せそうに赤ちゃんと遊んでいる若い夫婦

自分自身の気持ちをコントロールできず、落ち込んだりイライラしてしまったりするガルガル期は、誰にでも訪れる可能性があることです。

不安に思うことなく、休息とストレス解消を取り入れることで、前向きに過ごしてくださいね。パートナーなど周囲の人にサポートしてもらいましょう。

産後クライシスは、産後の夫婦にとって危機ではありますが、パートナーと話し合い、絆を深めるチャンスでもあります。

何が不安で困っているのか、自分がどんな気持ちでいるのかなど、感情を表現することでコミュニケーションが深まります。

赤ちゃんを迎え、これから家族としてまた新たなスタートを切りました。生まれて来た子どものためにもこのピンチをチャンスに変えて乗り越えていくと、きっと素敵な夫婦になれることでしょう。

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