お食い初めのメニューは?歯固めの石はどうする?準備ややり方を紹介!

お食い初めのメニューは?歯固めの石はどうする?準備ややり方を紹介!

最終更新日 2021-06-01 by smarby編集部

「赤ちゃんが生まれてやっと一安心!」と思っていた矢先、お宮参りやお食い初めなど、伝統的なお祝いの行事が始まります。特にお食い初めの儀式には、地域によってやり方や料理の違いがあり、いろいろと迷うこともありますよね。

そこで、お食い初めに込められた意味や自宅でできるお食い初めメニュー、歯固めの石の準備の仕方や使い方を詳しく説明します。おすすめのお食い初め料理セットの情報もありますよ!

お食い初めとは?

お食い初め、百日祝いのワンシーン

お食い初め(おくいぞめ)や百日祝い(ひゃくにちいわい)とは、生後100日が過ぎた頃に一生食べ物に困らないように願いを込め、赤ちゃんに初めて食べ物を食べさせる真似をする、江戸時代から日本に伝わる伝統的な行事です。

また、歯の生え始めの時期でもあるため、歯が生えるまで成長したことを祝う意味合いを込め「歯固めの儀式」も一緒に行います。これは、料理に添えられた歯固めの石を箸で挟み、赤ちゃんの歯茎に当てることで、石のような丈夫な歯になりますようにとの意味が込められています。

地域により、歯固めや箸揃え、箸祝いなどと呼ぶこともあります。

お食い初めは生後100日後が目安

赤ちゃんを抱っこする女性

赤ちゃんが生まれて初めて行う伝統行事は、生後30日頃の「お宮参り」です。続いて、生後100日頃に「お食い初め」の儀式があります。ですが、近年では生後100日頃にこの2つの行事をまとめて行うケースが増えてきています。

お宮参りとお食い初めを同時に行うことは、次のようなメリットがあります。まずは、親族が両方の行事に参加しやすくなる点です。

2回の行事に参加してもらうよりも、まとめて行事を行うことでスケジュール調整は1回で済み、遠方から来る親族の交通費や食事会、衣装などの費用も抑えることができます。

さらに、生後100日頃であればママの体調もだいぶ安定してきます。ママ自身、余裕を持って行事に参加できる点もメリットと言えるでしょう。

反面、次のようなデメリットもあります。当日のスケジュールは2つの行事を行うため長時間になり、小さな赤ちゃんを連れての移動や授乳、おむつ交換で、ママの負担は大きくなると予想されます。行事を同時に行う場合は、ママにも赤ちゃんにもできるだけ負担がかからないようなスケジュールにしましょう。

お食い初めは自宅以外で行うことも

日本料理店の個室

お食い初めの儀式は、自宅や祖父母宅以外にもホテルや和食料理店などで行うこともできます。小さな赤ちゃん連れですので、個室の予約が取れるお店がいいでしょう。お店によっては、お食い初めの料理を扱えない場合もありますので、予約の際には必ず確認をしましょう。

外食する大きなメリットは、自分たちでお食い初めの料理を準備する手間がかからない点があります。赤ちゃんが生まれたばかりのママにとっても、久々の外食はかなり嬉しいご褒美ですよね。

デメリットとしては、自宅で行うよりも費用がかかる点です。個室を予約すればさらに個室料金もプラスされる場合もあります。

お食い初めに必要なものは?歯固めの石も準備

お食い初めを行う際には、食器とお祝い膳、お祝い箸と歯固めの石を準備する必要があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

食器

お食い初めでは、漆器のお祝い膳を用意するのが正式になります。基本的には、男の子は全部が朱塗り、女の子は外側が黒で内側が朱塗のお膳を用意します。鶴や松などの描かれているものや、嫁ぎ先の家紋を入れる場合もあります。

しかし、現代では一度しか使用しないこともあり、本格的な漆器を用意する方は少なくなっています。

あまりこだわりすぎる必要はなく、可愛らしい赤ちゃん用のベビー食器や、お家にある綺麗な食器などでも代用が可能です。

昔ながらの家庭では、しっかりと用意する風習もあるため、祖父母に確認するのがおすすめですよ。

お祝い箸

お食い初めには、お箸もお祝い箸を用意するのが一般的です。柳の白木で両端が細くなっているもので、長さは末広がりを表す八寸(約24㎝)になります。

地域によっては、お宮参りをした神社でお祝い箸をいただける場合がありますよ。

口をつけた反対側の部分は、神様が召し上がる時に使う意味があるため、料理を取ったりなど取り箸として使用しないように注意しましょう!

歯固めの石

歯固めの石を入手する方法は、以下の4通りになります。

  1. お宮参りの御祈祷の際にいただく
  2. お宮参りの際や、氏神様のおられる神社にお参りして、境内にある小石をお借りする
  3. 神社にいけない場合には、河原などで綺麗な小石をお借りする
  4. インターネットなどで歯固めの石を購入する

歯固めの石は、氏神様のいる神社からお借りするのが基本になります。

場所によってお宮参りの際にいただける場合がありますが、お宮参りの際入手できなかった場合には、神社にお参りに行き境内から小石を1〜3個お借りしましょう。事情があり神社にいけない方は、河原などで綺麗な小石をお借りすることも可能です。

神社の境内や河原からお借りした小石は、熱湯消毒して乾燥させてから使用しましょう。どちらも使用した後は、感謝の気持ちを込めて元の場所に戻すのが良いでしょう。

地域によって梅干しや紅白餅、栗の実やタコを歯固めの石代わりに使用する場合もあります。お住いの地域の風習をインターネットなどで確認してみると良さそうですね。

お食い初めのメニューは?代表的な5つを紹介

お食い初めでは、以下の一汁三菜とご飯が基本となります。

  1. 鯛の尾頭付きの焼き魚
  2. お吸い物
  3. 煮物
  4. 香の物
  5. 赤飯

現在では、お食い初め用の料理をデリバリーしてくれるお店や、注文すると作ってくれる場合などもありますが、せっかくならお膳を作ってあげたいと考えている方もいらっしゃることでしょう。

 そこで、自宅で作る代表的なお食い初め料理の作り方とポイントをご紹介します。

1.尾頭付きの焼き魚

鯛の尾頭付き

地域によっては違う魚を使用したりしますが、一般的には「おめでたい」という語呂合わせから、鯛を使用します。お食い初めのメインともなるのが、尾頭付きの焼き魚になります。

また、鯛の体の色からお祝いの紅白、鯛は約40年生きると言われていることから、長寿の意味も込められています。

購入方法

尾頭付きの鯛には、「首尾一貫」初めから終わりまで全うするという意味が込められています。

スーパーなどでは、予約するとあらかじめ塩焼きにしてくれるところもありますよ。

自宅の魚焼きグリルで調理したい場合にも、大きさや仕入れなどの条件があるため、あらかじめお食い初め用の鯛で予約をしておくのがおすすめです。

自宅で焼く場合の調理方法

まずは焼く前に下準備をします。

  1. 鯛のウロコをしっかりと取る
  2. 鯛の頭を左にして、身の部分に切り込みを入れて内臓を取る
  3. 内臓を取り出したら綺麗に水ですすぐ

購入したお店によっては、ウロコや内臓を取り除く下処理をしてくれる場合もあります。下処理済みなら自宅での調理もラクになるので、予約をする際に確認してみましょう。

下準備ができたら焼いても良いのですが、焼きあがった時に鯛が躍っているように見えて縁起のよい見栄えにする、躍り串という串打ちをするのもおすすめです。

  1. 鯛の頭を右にして、串を尾から表面に通す
  2. 裏返した時に、左が頭になり尾から串が出た状態にする
  3. 通した串を、鯛がS字になるように頭の上から下に通す

下準備と、余裕のある方は躍り串をした後は、いよいよ焼いていきます。

鯛全体にしっかりと塩を振りましょう。特に化粧塩といわれる方法で、背びれと胸びれ、尾びれには多めの塩を塗り込むことで、焦げて崩れるのを防ぐことができます。

魚焼きグリルやオーブンにもよりますが、25分〜30分程で焼き上がります。

焦げすぎるのが心配ならばある程度焼けたらアルミホイルで鯛を覆うと良いでしょう。ヒレ部分が焦げやすいため、ヒレの部分だけをアルミホイルで巻いても、綺麗な仕上がりになりますよ。

綺麗に焼きあがったら、大皿に盛り付けましょう。魚の向きは、左側がお頭です。また、敷き葉(南天や裏白の葉など)を敷くと豪華さがプラスされるのでおすすめですよ。

2.お吸い物

ハマグリのお吸い物

お吸い物にする食材や味に決まりはありませんが、一般的にはハマグリを使用します。お食い初めのお吸い物には、おっぱいを吸う力が強くなりますようにとの願いが込められています。

ハマグリの貝殻は、ペアになっている貝殻としかぴったり合わないことから、良き伴侶に巡り会えますようにとの意味があります。

昆布や鰹節からダシをとり、ハマグリを入れたらお醤油と塩、みりんとお酒などで味付けをしましょう。三つ葉や花麩を飾ると、彩り良く可愛らしいお吸い物になります。

また、ハマグリのお吸い物を作る際に、ハマグリがどうしても手に入らない場合は、シジミやアサリで代用してもOKです。シジミやアサリのお吸い物でも美味しく作ることができますよ。

3.煮物

筑前煮

煮物には、赤ちゃんが長生きできますようにとの意味が込められています。

かぼちゃやニンジンなど、一種類の煮物でも良いですが、野菜にはそれぞれ意味合いがあるので、いろいろな野菜を煮た筑前煮がおすすめですよ。

・タケノコ…すくすくとまっすぐ成長するように
・レンコン…先を見通せるように
・里芋…子宝に恵まれるように
・椎茸…亀の甲羅型に切ることで長寿を願い、長生きするように

その他、好みや旬に応じてその他の野菜も入れて筑前煮にしましょう。

4.香の物

香の物、紅白なます

お食い初めの料理から味覚をリセットするために、酢の物やお漬物などの香の物をつけましょう。

ニンジンと大根を千切りにして酢で和えれば、見た目も紅白でおめでたい香の物になります。多幸に語呂合わせしたタコの酢の物などもおすすめですよ。

5.ご飯

赤飯

白米でも問題ありませんが、赤飯には邪気を払ったり魔除けの意味合いがあるため、お赤飯がおすすめです。

昔ながらのもち米で炊く方法もありますが、現在はもち米と白米を半々に合わせて炊いたり、白米だけで炊く方も多くなっています。

白米を小豆やささげ豆で着色して、炊飯器で炊くだけで彩りが鮮やかなお赤飯が出来上がります。

注文できるお食い初めセット

赤ちゃんの面倒をみながらお食い初めの料理を作るために、事前に食材を手配したり慣れない料理を作ったりするのも大変ですよね。そのようなときは、プロが作った美味しい料理を注文して自宅に届けてもらうのも1つのアイデアです。

ネットで販売されているお食い初めセットには、用途に合わせたさまざまな種類があり、日にち指定で届けてもらうことも可能です。今回は、実際に楽天で販売されているお食い初めセットをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

歯固めの石もセットに!食器のレンタル追加もOKなお食い初めセット

こちらのお食い初めセットは、食の神様と呼ばれる伊勢神宮の外宮に同種のものを奉納した大変縁起の良いものです。料理は儀式用の素材が使われ、職人の手で1つ1つ丁寧に作られています。

料理は白木の化粧箱入りで届き、冷凍か冷蔵かを選ぶことができます。料理をお膳に盛り付けたい場合は、申し込みの際にお膳セットを購入またはレンタルすることも可能です。

「歯固めの石」と石を保存しておくための「福石入れ」もセットになっています。歯固めの石は、消毒済みの格式高い天然大理石の白玉石です。

お赤飯とお吸い物は2名分用意されています。お吸い物は削り節と利尻昆布で仕上げた正真正銘の高級はまぐりのお吸い物。「正式な儀式に近い形で見栄えも味も良いものを」と望む人に最適なセットです。

ケーキ付き!パーティーセットも追加購入できるお食い初めセット

こちらの商品は、伝統的な要素も取り入れつつ、華やかで可愛らしいお食い初めをしたい!方におすすめのセットです。

このセットのポイントは、赤ちゃんの誕生100日のお祝いにピッタリな可愛らしいケーキがついていること!ケーキは米粉使用のグルテンフリーでできていますので、小麦粉アレルギーが心配なご家庭でも安心できます。

このセットには、お食い初めに必要な縁起物の基本セットが付いています。これに、天然竹でできたお食い初め食器やバルーンなどのパーティーセットも追加購入することができます。祝い鯛は、飾り付きの希少な国産の天然物の真鯛で、お祝いにふさわしい丸ごと一匹の姿焼きです。

お食い初めのやり方がわからないという人も手引書が付いていますので、安心して利用することができます。

鯛とハマグリのみのシンプルなお食い初めセット

鯛を焼くのは難しい。ハマグリも近所ではなかなか売っていない。でも煮物やお赤飯、香の物なら自分で作れそう、と考える人は意外と多いのではないでしょうか。

こちらのお食い初めは、500gの祝い鯛とはまぐりのお吸い物4食が付いたシンプルなセットです。このセットの特徴は、鮮魚仲買人が水揚げされたばかりの天然真鯛を厳選して仕入れ、焼き上げまでを行っていることです。

お食い初めに使用する鯛は、見栄えが良くて美味しいものがいいと考えているのであれば、魚のプロが選んだこちらの鯛なら間違いないはず。

このセットは、歯固め石や煮物、黒豆煮などを追加購入することも可能です。お赤飯などの縁起物料理などを自分で用意するのであれば、このシンプルなお食い初めセットが利用しやすく、おすすめです。

お食い初めのやり方。何から食べさせるマネをする?回数は?

お食い初めの順番は、地域によって様々ですが、正式な順番は

「ご飯→お吸い物→ご飯→お魚→ご飯→お吸い物→ご飯→煮物→ご飯→お吸い物→酢の物→ご飯→お吸い物→ご飯→歯固め→ご飯→お吸い物→ご飯」

になります。

ですが、なかなかこれだけの回数を食べさせるマネをするのは大変なので、一般的には

「ご飯お吸い物煮物酢の物歯固めご飯」

といったように、順番にこだわらず一通り料理を食べさせる方も多いようですいます。

この時、赤ちゃんが食べ物に興味を示した場合、ご飯粒を一粒だけ本当に食べさせる「ひとつぶなめ」をするのも良いでしょう。

お食い初めは年長者に任せて

おじいちゃんおばあちゃんと赤ちゃん

お食い初めを行う際には、長寿にあやかるという意味を込めて、養い親と呼ばれる祖父母などの1番年長の方に、箸を取り食べさせるマネをしてもらいます。男の子なら男性の年長者、女の子なら女性の年長者になります。

夫婦2人でお食い初めを行う場合には、年齢や子供の性別関係なく、お父さんが行います。あくまでも伝統的なやり方なので、赤ちゃんの機嫌などを見ながら、赤ちゃんが1番慣れているお母さんが行なっても問題ありませんよ。

子どもの健やかな成長を願って「お食い初め」を

お食い初めセット

赤ちゃんの生後100日目には、長寿になることを願いながらお食い初め膳と歯固めの儀でお祝いしましょう。一見難しく見えるお食い初め膳ですが、香の物やお赤飯など自宅でも作れる料理もあります。作るのが難しい料理は注文することもできますし、ホテルなどでお祝いを行ってももちろんOK。

まだまだお母さんの負担は大きい時期なので、あまり形式にはこだわりすぎず、赤ちゃんが健康に育つように願いを込めてお祝いするのが大切ですよ。

ぜひ今回紹介した内容を参考にしてくださいね。

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